スタッフを雇い店舗を持っている人もたくさんいますが、実店舗を持たなくてもWEBショップを立ち上げれば簡単に小売業が開始できます。商品の知識と仕入れルートがあれば誰でもできる仕事です。宣伝する力や接客力があるとより成功しやすいでしょう。失敗すると多くの不良在庫を抱えるリスクもあります。
コンサルティング会社で実績を積んだ人であれば個人でコンサルタントとして独立することも可能です。コンサルタントといっても経営コンサルタント、ITコンサルタント、飲食業コンサルタントなど得意分野に応じてジャンルが分かれています。それぞれの分野で深い知識が必要な仕事です。税理士や会計士の資格をもった人がコンサルタントとして独立することも少なくありません。
何か特別なスキルを持っている人は、講師の仕事もできるでしょう。もしくは、学習塾やカルチャースクールをフランチャイズで開業することも可能です。最近ではオンラインでのセミナーが流行していますので、直接講義をするのではなく配信という形で教えることも増えています。塾講師など業務委託で働くことも可能ですが、Zoomなどを用いて個人でセミナーを開いて仕事にすることもできます。
ラーメン店やレストランなどで料理人をして働いていた人は独立することが夢であることも多いでしょう。飲食業を始めるには初期費用がかかります。店舗の賃料、什器の購入など少なくない費用が必要になります。そのため、コツコツ準備していないと開業することが難しい仕事です。また、開業のためには各種資格の取得も必要です。
ネイル、まつエク、マッサージ、エステなどの美容系サロンは独立する人が多い仕事の1つです。もともと同じ業界で働いていて独立する人も多いですし、専門の学校に通ってすぐに独立する人も少なくありません。自宅でもできる仕事なので開業のハードルが低いと言えるでしょう。なお、流行に合わせた技術やセンスが必要です。地理的条件も重要で、アクセスの利便性、ライバル店の有無などきちんと調べてから開業しましょう。
WEBサイトを立ち上げて、そこに広告を貼り商品やサービスが売れると広告料が入るという仕組みがアフィリエイトです。サイト制作のスキルがあれば簡単に始めることができます。会社や組織にしばられることなく、自分のペースで仕事ができます。ただし、それなりのアクセス数がなければ食べていくのは難しい仕事です。まずは、副業などから始めてみることをおすすめします。
YouTubeに動画を投稿して広告費をもらうのがYouTuberです。最近では小学生の将来なりたい職業にランクインするなど認知が広まっています。動画の内容は人それぞれで、自分の強みを最大限に活かすことができます。こちらも最初から再生数を稼げるわけではないので地道な努力が必要な仕事です。
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個人成りをして個人事業主として仕事をする場合、大きく2つの働き方に分類できます。1つは個人で商品やサービスを提供する個人ビジネスです。店舗運営等はこちらに分類されます。そしてもう1つが業務委託で仕事をする働き方です。個人事業主として企業と業務委託契約を締結して仕事を請け負います。フリーランスのエンジニアやデザイナー、ライターなどでよくあるケースです。
個人成りをするべきか否か検討中の社長へ、3つ質問します。(1)法人でいるメリットはありますか?(2)消費税納付が負担になっていませんか?(3)社会保険料が負担になっていませんか?この中で1つ以上YESがあれば、個人成りするメリットがあるかもしれません。特に消費税や社会保険料が資金繰りや利益を圧迫しているのなら、個人成りで解決できる可能性が高いので詳しく解説します。
不測の事態や不況などの時勢によって、前向きな選択肢として個人成りを検討する社長が増えています。なぜわざわざ会社を廃業して個人成りをする必要があるのか疑問に思われる方もいるかもしれません。個人成りには事業を継続させる上でさまざまなメリットがあるからです。例えば、社会保険料もその1つです。一人社長の場合、法人である以上は社会保険に加入しなければなりませんが、個人事業主になることで負担を軽減することができます。